ライフプランについて(5)/保険の切り替え

くらごろ家ではシミュレーションの結果を生かして加入していた保険をすべて見直して切り替えていきました。ビフォーアフターと切り替えにまつわるエトセトラをご紹介します。

切り替え前の加入保険

切り替え前の加入保険

学資保険の割合が多いとはいえ、保険の支出が毎月6万円ありました。貯蓄金額を増やすことに苦労していたわけです。

切り替え後の加入保険

切り替え後の保険

アクサダイレクト生命率が高い(笑)。アフィリのつもりはございませぬ。

  • 貯蓄性のあるものはすべて解約か変更しています。定期保険:変更、がん保険:変更、医療保険:解約です。
  • 見直し前の定期保険の役割は貯蓄と雰囲気で決めた500万円の一時金です。本当に500万円と決めた根拠は思い出せません。ひとまず500万円にしよう、で決めた記憶です。雑すぎる。貯蓄性は不要、子供の学費相当を保険で賄うこととしたので全く異なる保険に変更しました。
  • 定期保険の金額差(私とヨメさん)は、団信の有無です。無のケースにおいてローン支払いの支援とするためちょいプラスにしました。
  • 家族収入保険は私の分のみ入っていましたが、共働きで家計を維持している以上ヨメさん分について開始することとしました。ヤセ我慢しても生活は維持できません。
  • がん保険は辞めようか悩みつつ残しました。貯蓄性は無くすこと、私の家系のほうががん率が高いとの考えで選定しました。
  • 医療保険は会社で加入しているので不要となりました。健康保険の高額医療費補助制度も考慮してのことです。転職して保険がなくなっても再加入しないと思います。

学資保険について

学資保険の主な機能は、働き手が稼げなくなったときは保険支払いが免除されつつ18歳以降に払い戻しがあることです。満期まで保険料を納めてからの払戻金が保険料総額より多いことも大きな要素です。

以前からソニー生命の払戻率の評価が高く、学資保険のアンケートでも上位(ほぼ1位)にランクされています。悪くない保険に加入していたということです。

ではなぜ止めたのか。

  • 払戻金が200万円ぽっちのため学費のすべてを賄えない

大学4年で600万円(150万円x4年)が必要と試算しているところ、結局残りの400万円を捻出する必要があります。

400万円は大金です。見直し前の家計での貯蓄が絶望的だったことは以前の記事で説明しましたが手段の変更が必要でした。

お金に色はありません。お金を集中していると更に集まりやすい性質を持っています。

学資保険を止めてその他支出削減を進め、なるべく現金を手元に引き寄せることとしました。

もうひとつ理由があります。

  • 保険会社が運用するより自分で運用したほうがいいんじゃね?

これは完全に虫取りアニキの影響です。

長期間に渡って利率が固定されてしまうので、インフレや市場金利の上昇時に大きく負ける可能性があり、そのくせ、約束された利率もたいしたことはありません。金融商品としてのコストもよく分からないし、保険会社の信用リスク(倒産とかの可能性)も負うことになります。

いつか子供に伝えたいお金の話 > 民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など)

お金を集中させて、手堅い運用することで十分に学資保険相当を上回れると判断しました。ちょっと危険な考えでイキリすぎですね。

保険出費見直しを含めた家計改善の結果、貯蓄のみで投資をしない場合でも教育資金に届くとシミュレーションできたのです。

資産運用をしますが、リスクを取りすぎる必要はなさそうです。


ソニー生命の学資保険を例に考察してみます。

ソニー生命 学資金準備スクエア(アフィリではありませぬ)

10年満期で108%とのことで、毎月16,000円弱を10年間払い続けると子供が18歳の時に200万円を受け取れるということです。
(10年以上の学資保険もありますが、払戻率は下がります)

払い込んだ総額が185万、受け取りが200万。

この保険が国内で払戻がトップレベルで人気のある保険とのことです。
いかがです、魅力的でしょうか?

10年間積立のように保険料を預かりながら、合計金額に対する払戻率を書いています。おや?と思います。

10年という期間がありますので複利が働きますよね。金利の低いこの時世で108%という数値は輝いて見えますが複利の数値ではありません。

毎月15,500円を積み立てて10年度に200万円を受け取ることを複利で試算したところ、毎年102%程度の運用成績があれば良いと分かりました。

積み立て運用して10年後に108%の金額にするということは102%ずつの保守的な運用成績で達成できます。

2%とは、安定の米国債券ETF(BND)の配当率よりも低いリターンです。このリターンを再投資し続ければ10年後に108%を上回ります。

  • 為替ガーは無視します。ヘッジしても2%は達成できるでしょ、知らないけど。
  • 2009年からのBNDの配当率を算出したところ、2.5%~4.5%でした。BNDで4.5%って(2009年のこと)。。。
  • 2018年現在、金利が上がる公算が高いため額面の評価額は下がることになりますが10年スパンの金利予測は難しいですね。配当的なフローでよいこと、毎月積立ることを鑑みてリスク(変動)の影響はゼロとしています。

債券だけの運用で達成できるなら、ちょっと株券を混ぜた保守的なポートフォリオを組むだけで保険会社は余裕で利益を出せます。学資保険の規模大きさがモノをいうところですね。

ということを分析できたので、保険会社にお金を預けて見えない手数料で運用されるよりも自分で運用したほうがいいと判断できます。

ちなみに切り替え前に加入していた定期保険は「変額保険」でした。これは運用成績が良ければプラス、悪ければマイナスとなる保険です。リスクを加入者が背負いつつ見えないマージンを抜く保険です。掛捨て保険に加入して運用はインデックスファンドでいいです。

貯蓄型保険は保険部分と運用部分に分かれます。この資産運用を保険会社に任せるのかどうか。さっぱり不明なコスト構造のところ、とても任せる気になれなくなったということです。

貯蓄型保険の構造

解約における払戻金について

それなりに長い期間、保険に加入していました。払い込んだ保険の多くは貯蓄性があるものでした。

解約に伴い、少なくない払戻金が発生しました。

感覚的なことですが保険会社に貯金していたようなものです。解約することで現金が自分の口座に戻ってきました。

この現金がくらごろ家の投資原資となります。貯蓄性保険から株式(ETF)・債券・投資信託へのスイッチングです。


保険加入していなければこの原資を貯めることなく日々の生活で溶かしていたことであろうと自覚しています。

この自覚もあり、若いころに貯蓄性の保険を勧めてくれた友人には感謝しています。


貯蓄性保険の正体と保険の選定方法が分かったことから保険との付き合い方がわかりました。

加入する保険をガラッと変更することになり、家計キャッシュフローが激変し貯蓄を続けられる体質となりました。見直しに取り組んで本当に良かったです。

5回分の記事となったライフプランというテーマは完結となります。ブログ作成にあたり当時(と言っても2年も経過していませんが)を振り返ることでお金との付き合い方の大切さを改めて感じることになりました。

最後に一冊本を紹介します。加入済みの保険は25年来(四半世紀!)の友人が担当者で私の考え方を伝えたところ「まるでフィナンシャルプランナー(FP)みたい」と言われました。

FPの存在を聞いたことはあったのですが、良い機会だったのでFP検定の教科書を購入してみました。FP検定を受験する予定はありませんが、社会保険をはじめとするお金の知識を学ぶ良い機会となりました。初級者レベルのFPの知識って社会人に必要なことではないでしょうか。

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